ピアノの練習をしなくなり、他の教室から移ってきたゆりかちゃん（仮名）。最初は、ピアノに向き合うことができない彼女に対して、カウンセリングに時間をかけることにしました。 「どうありたいのか？」 「なぜピアノに向き合えないの… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語12 ～本心に気づくまでの道のり～

小学生の時、学校で気の強い女の子にいじめられていたりかちゃん（仮名）。彼女は次第に学校を休みがちになり、心の中の不安や悩みを私に打ち明けてくれました。 私はただ彼女の話を聞き、寄り添い続けましたが、彼女は無気力になり、つ… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語10 ～再び歩み始めた音楽への道〜

かおちゃん（仮名）は、小学校の入学式を楽しみにしていた元気な女の子でした。ピアノも大好きで、いつも笑顔でレッスンに来てくれていました。しかし、しばらくすると、彼女がピアノをお休みすることが増えていきました。心配になり、お… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語９〜不登校、ぬいぐるみと共に乗り越えた一歩～

レッスンで、小学2年生のあきら君（仮名）が「ピアノを弾いていたら疲れてたのがなくなった」と笑顔で話してくれました。 学校の宿題や日々の忙しさで少し疲れた表情をしていた彼が、ピアノを弾き始めるうちにどんどんリラックスしてい… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語８～音楽で心が軽くなる瞬間～

4歳の時、みかちゃん（仮名）は初めての発表会で舞台袖まで来たものの、どうしても一歩を踏み出すことができず、緊張で涙ぐんでしまいました。 あの時の不安そうな彼女の表情が今でも心に残っています。けれども、私は、子どもたちの心… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語７～小さな勇者の成長～

ななちゃん(仮名）はひとりっ子で、ご両親はとても甘い愛情を注いで育てられました。 しかし、ななちゃんは時折情緒不安定なところがあり、ピアノを弾き間違えると、自分の太ももや頭をゲンコツで叩くなど、自分に対して厳しい一面があ… 続きを読む »【ピアノこころのほけんしつ物語6】ななちゃんと紡いだ心のメロディ

かなちゃん（仮名）は3歳のときからピアノ教室に通い始めました。 穏やかで優しい彼女は、音楽を心から楽しむ可愛らしい女の子です。今は高校3年生になり、受験のために一時的にピアノから離れていますが、受験が終わったらまた再開す… 続きを読む »【ピアノこころのほけんしつ物語5】～ピアノが支えたかなちゃんの心の葛藤～

小学生の頃に入会し、中学・高校の間は吹奏楽の活動で忙しくしながらも、レッスンに通ってくれていたあみちゃん（仮名）。 レッスンは彼女の好きなこと、好きな曲を中心に進める自由なスタイルでした。 そして大学生になると、学校が遠… 続きを読む »【ピアノこころのほけんしつ物語 4】～第二の母として寄り添い続けた日々～

今、小学4年生のたかしくん（仮名）は、小学1年生の終わり頃からピアノを習いに来ています。 最初はお母さんに勧められて始めたこともあり、あまりやる気がなく、レッスン中に眠くなって寝てしまうこともありました。 でも、少しずつ… 続きを読む »【ピアノこころのほけんしつ物語その３】～お母さんへのプレゼントと心の成長～

中学生の桜子ちゃん（仮名）は、音楽大好き、ピアノ大好きな女の子。 ある日、お母様から『体調不良でレッスンお休みします』と連絡がありました。 翌週、またお母様から『今日も体調があまり良くありません。体ではなく心の方が…ピア… 続きを読む »ピアノこころのほけんしつ物語その２～ピアノ教室で心のケアを～