ピアノの練習をしなくなり、他の教室から移ってきたゆりかちゃん(仮名)。
最初は、ピアノに向き合うことができない彼女に対して、
カウンセリングに時間をかけることにしました。
「どうありたいのか?」
「なぜピアノに向き合えないのか?」
「私とどんな関係を築きたいのか?」
彼女の本心を引き出そうと問いかけ続けた中で、
驚くことに彼女はこう言いました。
「⚪︎⚪︎先生に好かれたい、褒められたい」と。
その言葉を聞いた時、彼女にとって私の存在が、
やる気を引き出す大きな原動力になっていることを知り、
改めてレッスンに向き合う私自身の姿勢にも影響を与えました。
それからのレッスンは大盛り上がり。
練習が嫌いだったゆりかちゃんは、
どんどん上達し、今では合唱の伴奏までできるように成長しました。
子どもたちの本心は、よくよく話を聞かないと出てこないものだと、
この経験で気づかされました。
心の奥底にある本当の気持ちを大切にし、
しっかりと寄り添うことが「ピアノこころのほけんしつ」
の重要な役割だと改めて実感しています。
ピアノこころのほけんしつ認定教室
神戸市西区 ピアノ教室 《Music Pharmacy.》内多陽子
「ピアノこころのほけんしつ認定教室」は全国に広がっており、
認定教室を通じて、多くの子どもたちが
安心して学べる環境を提供しています。
お住まいの地域で、認定教室を見つけたい場合は、
こちらのサイトからご確認ください。