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【2021年最新版】ピアノこころのほけんしつ 自殺予防プロジェクト

思春期のお子さんをお待ちの保護者の方へ
思春期の生徒さんをお持ちのピアノの先生へ

2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国の小中学校と高校、特別支援学校が臨時休校になりました。
4月7日は、緊急宣言が出ました。
新型コロナが全世界の脅威となり、社会が大混乱する中、ピアノ教室もまた変革を余儀なくされました。

大手の音楽教室が長期休業になる中、個人のピアノ教室は、慣れないオンラインレッスンで、生徒さん達とコンタクトを取り続けました。
それは私たちピアノの先生が、ある別の役割を担っているという自負があったからです。

コロナ禍で、今な様々な問題が起きています。

コロナ禍で「うつ症状」を抱える子どもが増加…一斉休校は本当に必要か?

うつ症状の背景に浮かび上がるのは、家庭以外で誰かとコミュニケーションする機会が失われたことによる影響だと半谷さんは指摘する。

昨年の小中高生の自殺、過去最多499人 コロナ影響か

令和2年の小中高生の自殺者数が統計のある昭和55年以降最多の499人に上ったことが16日、警察庁のまとめ(確定値)で分かった。前年比100人増。年代別では10、20代の増加が顕著で前年比522人増となった。全体の自殺者数は2万1081人。前年から912人増えた。前年を上回るのは平成21年以来となる。女性の自殺者増も目立ち、前年比935人増の7026人だった。

2019年度のピアノこころのほけんしつはこちら

子どもの15%以上 “うつ症状” 新型コロナによる心の影響調査

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210210/k10012859671000.html

ここでは、自殺の現状を見ながら、これからのピアノ教室のあり方を提案していきたいと思います。

1、自殺の現状

平成29年における死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率・構成割合

データ引用は厚生労働省 平成30年自殺対策白書より

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/18/index.html

日本の若い世代の自殺は深刻な状況にあります。
年代別の死因順位をみると、10~39歳の各年代の死因の第1位は 自殺となっています。
10~39歳という、学生や社会人として社会 を牽引する世代において死因順位の第1位が 自殺は大問題です。

 

2.データから見る自殺の要因

平成30年における年齢別、原因・動機別の 自殺者数をみると、自殺の要因が「学校問題」「19歳以下」で多いのがわかります。

3.自殺に至るプロセスとは

自殺は、強いストレス状態が引き金となって起こるようです。
ストレスが高い状態になると、生活上の困難さが生じます。
自殺念慮が生じ、自殺の計画をし、自殺手段を確保し、自殺企図へと至ります。
そのプロセスの中で、常に生きたいという気持ちと死にたいという気持ちが併存するというのです。
強い葛藤状態に陥りながら、死の方向に徐々に向かってしまうようです。

 

4.自殺防止は可能か?

自殺を防止できないか?
それには、まずは世間一般的な自殺についての5つの誤解を見ていかなくてはなりません。
自殺について一般に広く信じられていることは、事実とはかなり異なっているようです。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/jouhou/jisatsu/5gokai.html

1.「『死ぬ・死ぬ』という人は本当は自殺しない」

2.「自殺の危険度が高い人は死ぬ覚悟が確固としている」

3.「未遂に終わった人は死ぬつもりなどなかった」

4.「自殺について話をすることは危険だ」

5.「自殺は突然起き、予測は不可能である」

これはすべて勘違いであるとされています。

ということは、自殺を予防するには、
・その人のサインを見逃さないこと。
・生への執着はあるのだから、助けることは可能と捉える
・自殺への注意喚起が必要
とのことです。

こんなアセスメントも参考になります。
JAM自殺リスクアセスメントシート

http://www.npo-jam.org/works/suicide/jamsig.html

5.自殺の危機の察知とは?

自殺の危機を察知するために、

・本人の様子をしっかり観察する
・背景事情を周りが理解する
・本人の対応能力などを上げる
・周囲の支援を強化する

などがあげられるようです。

 

6.身近でできる自殺防止

私たちにできること。
まずは、声をかけることのようです。
自殺は、孤立と孤独の中で起こります。
直接的に「死にたい、自殺したい」ということは言わなくても、「楽になりたい」や「消えたい」「逃げ出したい」などの自殺をほのめかすような言動があれば、まずは会話をすることから心がけましょう。

 

7.ピアノの先生のコミュニケーション向上化

お子さんを持つ保護者の方へ

ピアノ教室のあり方は、時代を経て変化してきました。
昭和の時代のベビーブーム。
当時は、スパルタなピアノ教室が主流でした。
ところが少子化になり、生徒の人数も減ってきました。
生徒がなかなか入ってこなくなる中、スパルタなピアノ教室は敬遠され始めました。
褒めて伸ばす教育がもてはやされるようになり、教育現場、保護者の価値観が変わってきました。

また、少しでも長くピアノ教室に在籍してもらいたいというピアノ教室側の価値観も変わり、積極的に生徒、保護者とコミュニケーションをとる先生が増え、ピアノの先生のコミュニケーションスキルが向上していきました。
生徒、保護者との信頼関係を強固に築く教室が増えていきました。
その結果、教室としての成果も上がっていったわけです。

そして、昨今では、ピアノ教室の保健室化が起こり始めました。
学校にはいけない不登校の生徒もピアノ教室には来れる。
まさにピアノ教室の保健室化です。

 

8.ピアノ教室の保健室化

今ピアノ教室が保健室化しています。
この現象は、ピアノ教室という形態が特殊なことがあげられます。

1、個人レッスンである
2、母子分離しやすい
3、密室で秘密保持
4、毎週会えるので、心の定期検診
5、成長を長期で見守れる
6、思春期対策
7、保護者と連携しやすい

1、個人レッスンである

まずピアノ教室の形態が個人レッスンであること。
そして、一般的なピアノ教室は月に3〜4回、一週間に1回、30分レッスンが主流です。
一週間に一度、30分だけとはいえ、その子を観察するには十分な時間であり、短い時間でレッスン効果を上げるのにピアノの先生は慣れているので、雑談5分、25分レッスンでも十分に生徒とコミュニケーションをとることが可能です。
また、学校と違って個人レベルのレッスンなので、課題のノルマのようなものがありません。
また周りと比較することもないので、100%その子に合わせたレッスンができます。
学校でくじけてしまった子などには、とても通いやすい環境と言えます。

2、母子分離しやすい

保護者、特にお母さんは、子供にとっては、諸刃の刃。
子供を愛するがゆえに、うまく距離感が取れずに悩むお母さんも多いようです。
愛するがゆえに感情的になってしまったり・・・
こういう時は、あえて第三者の存在が効きます。
第三者であるピアノの先生は、この点お母さんよりずっと客観的です。

お母さんとお子さんの距離感についても測ることができます。
『レッスンに付き添っててください』
『レッスンでのお子さんの様子を見ててください』
と提案することもあれば
あえて、
『お子さんは一人でも大丈夫なのでレッスン室にはお子さんだけで』
母子分離を提案することもあります。
一緒にいるからこそお母さんはお子さんを干渉したくなる。
あえて母子分離することによって、生徒が本音を話しやすい環境が作れるわけです。

3、密室で秘密保持

多くの教室の場合、音の問題から、レッスン中はドアを閉める。
防音対策をしている教室もあるので、中での会話が外に漏れることはないわけです。
生徒にとっては守秘義務を守ってもらいやすい環境というわけです。
このことからも、『お母さんには絶対言わない』でと生徒の本音が出てくるわけです。

4、毎週会えるので、心の定期検診に

週に1回のレッスン。
一週間インターバルが空くからこそ、毎日子供と接している保護者を違って、ピアノの先生には、生徒さんのギャップが見えてきます。
・最近なんだか元気がない
・疲れている
・口数が少なくなった

ピアノの先生とは、表現力をみる職業だけにこの辺の感覚は研ぎ澄まされており、生徒さんの些細な変化に気づくことができます。

5、成長を長期で見守れる

ピアノの先生は、第2の母と呼ばれるほど、長いスパンで生徒さんを見ます。
年少で入会した子が中1まで通えば、10年間。
高1まで通えば、13年間。
大1まで通えば、16年間。
まさに母親の体で生徒の成長を見続けます。
それは生徒さんの方も同じで、自分のことをずっと見守ってくれている存在、味方、応援団。
長く付き合っているからこそ、信頼感も絶大で、なんでも相談できる存在となるようです。

6、思春期対策

ピアノの先生は、子育て経験のある先生が多く、子供の思春期についても造詣が深いです。
思春期に生徒が心の葛藤を抱えやすいのも経験上知っているので、対応が上手なわけです
思春期は、体の変化、心の変化、環境の変化が起こり、子供自身も翻弄されます。
余裕がなくなり、友達関係のいざこぞも多発します。
そうした意味でかなりのストレス状態に陥ります。
そんな時こそ味方は、何人でも欲しいもの。
長く付き合っているだけで、ピアノの先生は信頼おける存在になりやすいわけです。
だからこそ、親には言えないことも先生には言える。
こういう現象が起こるわけです。

7、保護者との連携しやすい

ピアノの先生は生徒の心の葛藤を見抜くので、先回りして親に進言することもあります。
『もっと褒めてあげてください。』
『こんなことで悩んでいますよ。』

もちろん、生徒が秘密にしてと言われたことに関しては、よっぽどでない限り言いませんが、親と生徒の間を取り持ったりします。
保護者の方から学校の様子で相談を受けたり(友人関係・いじめ)、不登校の相談を受ける例も。

9.生徒からの相談

全国のピアノの先生に協力してもらいアンケートをとりました。
ピアノのレッスン時にどんな相談を受けたり話をするのか?

①人間関係

・部活の先輩が厳しい
・友達にきついことを言われた
・先生がえこひいきする

②親子関係

・親がバカバカいう
・親の干渉がきつい
・親が命令してくる
・親が怒る、叩かれることも
・夫婦喧嘩があってつらい

などなど。

③学習面

・勉強がわからない
・勉強する意味がわからない
・勉強が続かない

また小中高の子達が盛んにしているSNSでピアノ教室に悩み相談していいんだよと投稿したところ、多くの反響が。

話題のSNS投稿

中高生に爆発的人気のtiktokに、ピアノ教室はこう使うといいですよと、投稿してみたところ、数々の反応が。

中高生に爆発的人気のtiktokに、ピアノ教室はこう使うといいですよと、投稿してみたところ、数々の反応が。

ピアノ教室はこう使うといいシリーズ

『友達のこと 学校のこと何でも相談してみよう』

『誰かをすきになる気持ちって素敵』

『傷ついた心の相談』

中高生たちからコメントの嵐が!

「本当にピアノの先生って良い人が多い気がする」

「私のピアノ教室は相談室」

「私のピアノの先生も第2の母みたいな人で私のことをちゃんとみててくれて話も聞いてくれて私が元気ないと一番最初に気づいてくれます。私が学校行けなくなった時は一緒についてきてくれました。本当に大好きです。」

「ピアノの先生って将来の夢の事とか一緒に考えてくれますよね」

「わいのピアノの先生も優しかった💗またそろそろ話したい」

「私もよく助けて貰っていました!今はもう辞めちゃったけどほんとに沢山迷惑かけちゃったし、励ましてもらった!」

「うちのピアノの先生もいつも愚痴を聞いてくれてる」

「恋の相談も乗ってくれたww」

「私が行ってたピアノ教室の先生も優しくて楽しかったな。((誕生日にお菓子くれてたw」

「私のピアノの先生めっちゃ相談乗ってくれる!」

「みんな、いいピアノの先生もおるんやで…」

「皆いろいろ言っているけど、私のピアノの先生は勉強や友達関係とかでいろいろ助けてもらってる。悪いことしたときは、叱ってくれるし、出来たときは一緒に喜んでくれました。 私は4歳から習っていますが、まだ続けています。」

「私もピアノの先生によく困ったことなど話していました。そうするとすごく気持ちが楽になっていて自分もこんな先生になりたいなぁって」

などなど。
ピアノの先生に相談に乗ってもらってよかったと感じている子が多いようです。

 

ピアノ教室は、子どもたちの居場所、安全地帯になります!

生きづらい世の中ではあるかもしれないけれど、とにかく生き抜いて欲しい。
自らの手で自分の人生を終わらせてしまうなどあってはなりません。
そのために、ピアノ教室は

子どもの心のよりどころ
子どものこころの居場所
子どものこころの安全地帯

を目指します。

 

10.これからのピアノ教室のあり方

ピアノの先生へ

遺伝子工学の第一人者、村上和雄筑波大学名誉教授の言葉です。
「一つの命が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たることに匹敵する。」
宝くじ、1回を当てることもすごい確立なのに、それを100万回ってすごい確立です。
それだけ命は貴重なものなのに、子どもたちが自らの手で自分の人生を終わらせてしまうことは絶対に阻止しなければなりません。

私たちにとって、生徒は我が子同然。
もしもその生徒が強いストレスを感じて生きづらくなっていたら
死にたいほど思いつめていたら
助けてあげたい!
一緒にこれからのピアノ教室のあり方を考えていきませんか?

若い世代の自殺、死因1位は先進国で日本だけ…H30年版自殺対策白書

https://resemom.jp/article/2018/06/20/45209.html

こんな悲しい記事が日本列島を震撼させました。
少子化でただでさえ、社会の宝である子供たちに今何が起きているのでしょうか?

この表を見るに、10歳代の子どたちは、死を選択するくらい学校問題で悩んでいることがわかります。

 

小学生、中学生、高校生における原 因・動機
(原 因・動機が特定された小学生の数は非常に少 ないため、留意が必要)

男子小学生 では「家族からのしつけ・叱責」
女子 小学生では、「親子関係の不和」
男子中学生に関しては、「学業不振」
女子中学生に関しては、「親子関係 の不和」

 

高校生における原因・動機の計上比率

男子高校生では、 「学業不振」
女子高校生では、「うつ病」

学生・生徒等の月別自殺者数

平成21年以降の10年間における小学生、中 学生、高校生の月別自殺者数

1月、8月、9月に 多くなる傾向

小学生について は、 1月、3月、9月、11月が多い。
中学生で は、8月が最も多く、次いで、1月、3月、 7月、9月が多い。
高校生では、1月、8 月、9月がほぼ同数で最も多い。

中高生は学校や部活が始まり慣れてきたGW明けの5月も注意。

理容業界に学ぶ心の相談

ピアノ教室として何かできない考えたときに、理容業界の事例を参考にしたいと思います。

全国理容連合会は、平成24年6月21日、理容サロン「ゲートキーパー宣言」を行いました。
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことで、社会問題となっている自殺への対策として取り組むものです。
お客さまと約1時間にもわたって、定期的に接するという理容店の特性を活かし、身も心もスッキリ癒される場所として、社会貢献に取り組んでいきます

理容サロンのゲートキーパー宣言

11.ゲートキーパー

悩んでいる人への接し方
メンタルヘルス・ファーストエイド
5つのステップからなる行動計画のことで、「り・は・あ・さ・る」

※メルボルン大学オリゲン研究センターの研究者であるベティ・キッチナー氏とアンソニー・ジョーム氏が開発。

「り」 リスク評価

 「は」 はんだん・批評せずに聴く

「あ」 あんしん・情報を与える

「さ」 サポートを得るように勧める

「る」 セルフヘルプ

悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことを命の「門番」
「ゲートキーパー」

ゲートキーパーの役割とは、心理、社会的問題や生活上の問題、健康上の問題を抱えている人など、自殺の危険を抱えた人々に気づき適切にかかわること
特別な資格はありません。
様々な立場の人たちがゲートキーパーの役割を担うことが期待されています。
ポイントとなる要素は「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」

ゲートキーパーの役割

気づき 家族や仲間の変化に気づいて、声をかける

傾聴 本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける

つなぎ 早めに専門家に相談するよう促す

見守り 温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

ゲートキーパーの心がけ

自ら相手とかかわるための心の準備をしましょう
温かみのある対応をしましょう
真剣に聴いているという姿勢を相手に伝えましょう
相手の話を否定せず、しっかりと聴きましょう
相手のこれまでの苦労をねぎらいましょう
心配していることを伝えましょう
相手の気持ちに寄り添いましょう
あなたは1人ではない、味方がいることを伝えましょう
分かりやすく、かつゆっくりと一緒に考えることが支援です
自分が相談にのって困ったときのつなぎ先(相談窓口など)を知っておきましょう
ゲートキーパー自身の健康管理、悩み相談も大切です

12.ピアノこころのほけんしつ

私たちピアノ教室こそ、日頃から生徒の話に耳を傾けることができます。
毎週会えるので生徒の些細な変化に気づくことができます。
何気ないタイミングでポロリと本音を話してくれることも。
そんな時こそ、傾聴のチャンスです。 
然るべきところにつなぐ事も可能
長く通ってもらえるからこそ、 温かく寄り添いながら、じっくりと見守ることもできます

2019年8月10日『ピアノこころのほけんしつ 』事務局を発足しました。

レッスン時間のたった5分でもいいのです。
レッスン室に入ってきた生徒の表情を観察しましょう。

特に環境が変わった生徒には注意を払いましょう。
・中学生になった
・高校生になった
・引っ越した
・家庭環境が変わった(親の離婚・再婚)
・親の環境が変わった(仕事始めた。失業した)
・家族構成が変わった(家族がなくなった。赤ちゃんが生まれた。)

そして、一番の自殺の原因である学校のこと
・友人関係
・先輩後輩問題
・異性問題
・成績
・いじめ

何気ない感じで話を聞いてあげましょう。
無理やり聞き出す必要はありません。
毎週会っているわけですから、チャンスはいくらでもあります。
ただ以下の時期はちょっとだけ観察眼を光らせて!

小学生は、 1月、3月、9月、11月
中学生は、8月、1月、3月、 7月、9月
高校生では、1月、8 月、9月

そして、少しでも心のSOSに気づいたら、ぜひ時間関係なく話を聞いてあげてください!

日頃厳しく接している親も、子供がなくなって初めて気づくものです。
出来が悪くっていい。生きてくれさえすれば・・・

話の中でもしも危険サインに気づいたら、つなぎましょう。

つなぎ先

ケースバイケースによると思いますが、専門家や身内へ

学校の保健室や相談室がみじかで一番有効だと思います。

そこにつなげるためにも、ここぞというときはしっかり話を聞いてあげてください。

いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)

https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php

行政以外にも、民間団体、NPOなど支援先がありますので、お住いの地域で一度チェックして見ましょう。

ぜひ、『ピアノこころのほけんしつ 』にご登録ください。

ピアノこころのほけんしつ の活動

①『ピアノこころのほけんしつ』事務局立ち上げ

②『ピアノこころのほけんしつ』ピアノ救急箱

自殺防止キャンペーン専用ロゴステッカー、生徒用ハガキ、保護者用リーフレット作成。
ロゴは商標登録済み

③『ピアノこころのほけんしつ』登録教室募集

2019年8月

自殺防止キャンペーン専用『ピアノ救急箱』(生徒用ハガキ、保護者用リーフレット)1000セットを無料配布開始
随時、ホームページ等にロゴ設置

生徒・保護者に配布していただく

 

④ピアノこころのほけんしつ登録第2次募集

2019年9月

全国のピアノ教室に向けて第2弾登録ピアノ教室を募集 
1000教室に、『ピアノ救急箱』1万セットを無料配布開始

⑤ピアノこころのほけんしつ クラウドファンディング 

「いじめられている」
「身近な人に打ち明けづらい」
こころのよりどころ、居場所がない子どもたちを助けたい

9月10日はWHOが定める世界自殺予防デーです。
国際的にみても日本は深刻で、 他の国に比べ、15~34歳の若い世代の死因の第一位が自殺となっています。

そして、2学期が始まるこの8月9月は、月別で見ても小中高生の自殺が多い月です。

なぜ子どもたちは自らの手で自分の命を終わらせてしまうのか?
データを見ると学校問題が要因として大きいようです。

・友達とのこと
・勉強のこと
・部活のこと
・先生とのこと
・いじめ

今の時代、子どもたちにとってはとても生きづらい時代なのかもしれません。

でも、このままにしておいてはいけない。

ピアノ教室ホットラインから
『ピアノ救急箱』を
(自殺防止生徒用ハガキ、注意喚起保護者用リーフレット)
1万人に無料で届けます。(終了)

https://camp-fire.jp/projects/view/189777

⑥ピアノこころのほけんしつ登録教室 掲載

2019年10月1日、0時をもってこちらのプロジェクト終わりました。
ご協力くださった方、本当にありがとうございました。
1日~2日と二日間かけて
最後のリーフレット発送
リターンのステッカー発送
リターンの方へメッセージ送信しました。
色々な形でのプロジェクトへのご支援、
本当にありがとうございました。
おかげさまで
プロジェクトの方は、
半月で目標額40万達成
最終支援額 
461,920円となりました。
またピアノこころのほけんしつ への登録は全国440教室
生徒、保護者用のリーフレットは15000部配布完了

メイン記事は 9000PV越え
ブログ等への掲載回数は80回以上

大きなプロジェクトになりましたのも
ご支援があってこそです。
本当にありがとうございました。

救おう 子どもの心
助けよう 子どもの命
ピアノ教室ゲートキーパー宣言
ピアノこころのほけんしつ

これからも、頑張っていきます。

http://coachinglesson.com/piano/kyoushitsu/touroku/

⑦ピアノこころのほけんしつ2021

2021年5月