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ピアノこころのほけんしつ物語12 ~本心に気づくまでの道のり~

ピアノの練習をしなくなり、他の教室から移ってきたゆりかちゃん(仮名)。
最初は、ピアノに向き合うことができない彼女に対して、
カウンセリングに時間をかけることにしました。

「どうありたいのか?」

「なぜピアノに向き合えないのか?」

「私とどんな関係を築きたいのか?」

彼女の本心を引き出そうと問いかけ続けた中で、
驚くことに彼女はこう言いました。

「⚪︎⚪︎先生に好かれたい、褒められたい」と。
その言葉を聞いた時、彼女にとって私の存在が、
やる気を引き出す大きな原動力になっていることを知り、
改めてレッスンに向き合う私自身の姿勢にも影響を与えました。

それからのレッスンは大盛り上がり。
練習が嫌いだったゆりかちゃんは、
どんどん上達し、今では合唱の伴奏までできるように成長しました。

子どもたちの本心は、よくよく話を聞かないと出てこないものだと、
この経験で気づかされました。

心の奥底にある本当の気持ちを大切にし、
しっかりと寄り添うことが「ピアノこころのほけんしつ」
の重要な役割だと改めて実感しています。

ピアノこころのほけんしつ認定教室

神戸市西区 ピアノ教室 《Music Pharmacy.》内多陽子

「ピアノこころのほけんしつ認定教室」は全国に広がっており、
認定教室を通じて、多くの子どもたちが
安心して学べる環境を提供しています。
お住まいの地域で、認定教室を見つけたい場合は、
こちらのサイトからご確認ください。